材料の表面を特殊な化学溶液で腐食(溶解)させる工法で、エッチング・腐食加工は代表的な銘板加工方法のひとつです。
腐食された凹部のマットな感じと、マスキング(レジスト)で腐食されない面とで立体的なテクスチャーとなり、その凹凸ギャップが金属ならではの高級感と上品な質感をもたらしてくれます。
ステンレス材なら耐久性・耐候性も抜群!
真ちゅう材なら、レトロで柔らかい優しい印象の銘板に仕上がります。
屋外環境で使用されるのであれば、ステンレスエッチング・腐食加工銘板をお薦めします。過酷な環境下で長期間使用する重機やプラント機器の他、船舶などの海洋環境でも充分に耐えられる事で証明済みです。
一方、ロゴなどをあしらってブランドイメージを大切にされたいのであれば、真ちゅうエッチング・腐食加工銘板や銅のエッチング・腐食加工銘板がお薦めです。
エッチング加工直後のこの質感をご覧ください。
この質感がエッチングフリークから選ばれる理由です。
これまで銘板の多くは工業用途。それは機能性が圧倒的に優れていたから。
さらに近年ではエッチング加工の質感や高級感に、アパレルやファッション業界など、ブランドイメージを重視する企業から注目が集まっています。
こうしたハイエンドな質感が好まれ、企業看板や店舗サイン、ブランドタグなどにも多用されています。
そんなハイエンドなお客様の中での秘かなトレンド。それが「カラーレス仕上げ」。
エッチング・腐食加工で生成された「凹面」と加工が及ばない「材料本来の表面」とのコントラストで織りなす雰囲気は気品すら漂います。
是非、お試しください!
アルミのエッチングに対応できるところ、以前のように職人が器用に多色の塗り分けを対応できるところが少なくなりましたね。
でも、やはりエッチングの高級感や質感はたまらないんです。だからニーズは減っても、なくならない。。
アルミエッチングのことでお困りでしたら、まずはお問合せ下さい。
エッチング・腐食加工の銘板は、
●工業用(機械、定格、回路、PL警告)銘板
●学校・公共施設向け銘板
●防衛省・自衛隊・海上保安庁向け銘板
●看板/表札、ブランドサイン、店舗看板
●寄付・記念・観光説明銘板
●絵画タイトル銘板 etc.
多くの用途で幅広く利用されています。
材料の在庫は適正に管理しておりますが、需要の少ない材料・板厚によっては、ご注文の度に手配いたしますので、お早めにお問合せください。
色については、加工の性質上、厳密な色の管理が難しく、同一ロット内でも多少の範囲で色がバラついてしまいます。
そこで、申し訳ありませんが、原則として上記9色の中からご指定下さい。
日本塗料工業会(日塗工)や、Dic、Pantoneなどの色のご指定がある場合は、上記 エッチングの色の特性についてご理解の上で、別途有償にて調色を承ります。
※カラーレス(無色)の場合は、直接、ご相談ください。エッチング面(凹面)に斑模様の出現が目立ちにくいデザインをアドバイスいたします。
作業価格の目安(合計)
一式 8,646円~
※上記は銘板の作業費につき、1枚単価はご注文数量に応じて変動します。また、版代・諸経費、オプション作業は、必要に応じて、別途、掛かります。
SUS,t:0.8mm,W:
@250円~(50枚単位)
エッチング・腐食加工は、表面の凹凸が立体的なテクスチャーとなり、上質かつ気品漂う銘板に仕上がります。
耐候性が求めらえるシーンのほか、高級感を醸成させたい場合には最適な加工方法です。
エッチング・腐食加工の銘板のことなら、ミナト銘板のコンシェルジュにお問合せください。
お客様のご要望に寄り添って、最適なご提案をいたします。